省エネ塗装の特徴とは？ [省エネ塗装の特徴]
省エネ塗装の塗料は、通常の塗料とは違って
太陽からの光線を反射させる塗料です。
太陽の熱源である近赤外線を効率よく反射させ、
屋根材や外壁材、窓ガラスの温度を上げることを防ぎます。
屋根や外壁に太陽熱が蓄熱されると、
ジワジワと建材を通り抜けて室内に熱が入り込みます。
夜になっても、室温が上昇する理由は、
昼に蓄熱された高熱が入り込むからなのです。
太陽熱を反射させる塗料のことを省エネ塗料とか
遮熱塗料、あるいはエコ塗料とも呼ばれています。
各メーカーによって、効果や効能に差があります。
太陽熱を反射させるのであれば、
最低でも９５パーセント以上の反射率でなければ
効果が出ないものです。
東京電力の節電から始まり、日本中が節電ムードに包まれていますが
省エネ塗装は、地球環境を保護する意味でも
これから主流の塗料になると思われます。
ただ、大震災以来、省エネ塗装とかエコ塗装と称して
普通の塗料で高額な料金を詐取している業者がいます。
塗料の種類は、ピンからキリまであり、
耐久性や値段もかなりの差があるものです。
省エネ塗装の塗料は、普通のシリコン塗装に使う塗料よりも
わずかですが高いです。
その差額は、光熱費の節電や暖房費の節約にもつながるため
すぐに回収することができます。
そのため、住宅の塗り替えに使われる塗料が
省エネ塗料に切り替わりつつあるのが現状です。
住宅も傷めば、いつかは塗装しなければいけません。
そのときに選択する塗装方法が省エネ塗装になる日は
すぐそこまで来ている実感がします。
これまでは、シリコン塗装が一般的に施工されていましたが
これからは、省エネ塗装の時代が到来することでしょう。
資源のない地球をまもるためにも、
省エネ塗装の選択をされてはいかがですか？
コメント 0